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「プレッシャーに弱い?」ストレスになる前に考える大事なこと!

どうも、アレクサンダーテクニーク教師の山口裕介 USKです。

レッスンに来てくれた生徒さんからの相談より。

「プレッシャーに弱くて緊張しやすい。何から学べばいいかわからない。

もうちょっと詳しくお話を聞かせてもらった上で今回は次のことを伝えてみました。

プレッシャーと緊張の違いについて!

プレッシャーについては、ストレス理論というのがあって本やネットで色々出てきます。

まとめていうなら、「外からかかってくる力」かな。

・ライブ、コンサート本番
・オーディション
・発表会
・人前で話す、スピーチなど

音楽をするならこのあたりがプレッシャーがかかる状況ですね。

簡単にここで分けておきたいことがって、上に書いてるのはプレッシャーであって外からかかるもの!プレッシャーを受けた時に反応して感じるのがストレスと思ってます。

プレッシャーとストレスは区別しておくのも考える時には整理しやすくなるから便利です。

それと緊張について。

今回はプレッシャーとの違いなので、身体的な変化や症状について伝えました。

交感神経が優位に働いて、「身体がこわばる、手足が震える」

ノルアドレナリンが高くなって、「心臓ドキドキ、頭が真っ白」とか。

自分に意識が向きすぎて過剰に脳内で動きが起きた結果とも言えますかね。

交感神経やノルアドレナリンについて参考になる記事も書いたので合わせて読むと理解が深まります。

緊張は味方!脳科学から見えてくる残念なお知らせ

脳科学から緊張対策!幸せになるホルモンを活性化させる

緊張を回避するためには原始人の気持ちを知ること!

プレッシャーは低すぎてもあかんのです!

スポーツ分野では当たり前のように目にする「ヤーキーズ・ドットソンの法則」というのがあります。

心理学者のロバート・ヤーキーズさんの理論で、

「学習活動に対する動機づけは適切なレベルにあることが必要である」

演奏のパフォーマンスを上げたいなら、プレッシャーやストレスは適度に必要ということですね。

高すぎたら、頭真っ白、ドキドキ、ソワソワが強くなる。

低すぎたら、集中できなかったり、乗り切れない、あきらめがちになる。

ある程度の緊張感やプレッシャーがあることで、パフォーマンスを発揮しやすい状況になるということを言われてます。

これが僕が「緊張を味方につける」と言ってる1つの理由です。

それと嬉しいことが!!

これを覚えておくだけで効果が出てる研究結果も出てます。

「緊張やプレッシャーはある程度は必要なんや!」

「あったほうが良いパフォーマンスができる!」

そう思うだけで結果は変わってくるのね。

まあそれもそうか!プレッシャーとの戦いは少なくなって、本来やろうとしていることに目を向けられるからやろうな。

必読!それだけの実力があるねんで

ここめっちゃ大事なとこです。

プレッシャーがマイナスなイメージがあるけど、ほんまにそうかな?

プレッシャーを感じるというのも、本番に立てるところまで練習してきたし、そのポジションを任せられたからです。

プレッシャーを感じられるだけの場所まで来た、そこに立てているということじゃないんかな?

一緒に演奏するメンバーと良い音楽を作りたいし、聞いてくれるお客さんを楽しませたい、喜んでほしいと考えることができるようになれた人が感じるもの!

初心者の頃と違って、実力が十分についてきた証拠なんちゃうかな!!

プレッシャーが強くかかる気がするのは、それだけ成長してきたんやってことに気づくタイミングなんじゃないかな。

そんな話をしてたら最初はうつむいた感じの生徒さんも目線は僕と同じくらいになってきてました。

「ちょっと息吸ってみて」と言ったら、深い呼吸ができたようです。ここ大事。

プレッシャーに強くなるための方法を探したりするのは置いとく。

プレッシャーを感じるのは、今立っている場所や役割をしっかり見るタイミング。

今どこにいて、誰と演奏して、誰にどんなことを音楽で伝えたいか?

今回の話を通して、生徒さんはなにやらやれることが見えてきたようです。

では今日はこの辺で!

最後までありがとうございました。

ほなまた!

山口裕介USK

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