「練習が楽しくない」時期こそ絶好のチャンスです!
どうも、アレクサンダーテクニーク教師の山口裕介USKです。
「練習が楽しくない。練習してても楽しめなくなった。」
今回のレッスンではこのような質問が出ました。
音楽を続けてる人には多い話ですね。
これは性格の問題と言う前に、「練習への取り組み方」を理解するところまで行くチャンスがなかっただけ。
また「うまくいかない」「失敗が多い」ことに意識が向きすぎて「どうせ自分なんて」的な考えが定着してしまってるかも!?
毎回楽しんでやる!のは果たしてできるのか?
それに人間の脳は「今までと同じ場所にいよう・すぐ元に戻ろう・楽をしよう」と誘惑してくるもの。
「楽しかった」プラスのところから、プラマイ0の普通に戻ったと考える方がオススメです。
「楽しくない」時こそ見逃すなー!
最初は新鮮やし、簡単にできることなら達成感もあるし、「次のステップはよ!」と、もっと行けそうな気持ちが出てきて楽しいよね。
ある程度の技術が身についてくると、基準も高くなるし、初心者の時のような気持ちではいられないもんですね。
もし諦めないで毎日続けてたら今頃は、、、なんて思いもよぎるね。俺もそれならプロ野球選手なってたかもな。
また「一時的な楽しさ」だけを求めるなら、練習は楽しくない時期が来てしまうもの。
ただこの時期こそ大事にしたいわけです。
目指すゴールの更新時期が来ました!
練習楽しい→楽しくない、これは人生、山あり谷ありというのですね。
これまでに同じようなことあったと思います。
この楽しくないと思う時は、今までのやり方・考え方を変える絶好のタイミング。
目指していたゴールが近くなってきた、またはゴールがなくなってた、そんなことはないかな?
最初は音を出すだけでも精一杯、でもあそこまで辿り着きたい!って目指すゴールは見えてたと思う。
けっこう遠くに感じてたけど、いまはある程度の距離に来てません?またはたどり着いて、次のゴールが多すぎて絞りきれてないとかない?
またはどれをやってもけっこうできてしまう、そんな方もいるかもね。
いくらか時間が経つと、技術も上がってるし、知識も身についてるわけですよ。
「楽しくない」と思える時は「次の楽しさ」を受け入れる準備期間やと思う。
新しい楽しさが来る前の段階やから、これまでと同じなら新しいのが入って来るスペースがないのよ。
新しい考えを入れるために入れ替えが必要と考えてみる。
その1つとして、「ちょっと手が届かなさそうなゴールを見ること。」
「うわ、全然無理ちゃうか」くらい大きなもの見てみる刺激はいいね。
絶対無理やと思ってたところを見てみたら、いまは意外とできそうなことを見つけられるんやと思う!
「あれはできるかも」なんて頭をよぎった時には新しい楽しさがジワジワと感じられるチャンスやねん。
楽しくないって思う時は、ちょっと背伸びしたゴール設定をしてみるのも1つの選択肢としてやってみるといいかな。
偉そうにゴール設定がどうとか書きましたけど
楽しくないならやめていい!
おもろないなら、おもろいのだけやる!
それでもおもろないならファミコンでもする(同世代へ)
音楽から離れて、自分がワクワクすることやってたら、「そろそろ楽器触りたいな」みたいな衝動が来るもんやわ。
散々書いてみたけど、最後の4行だけでええのかもね(泣)
ということで、、、今日はこの辺で!
最後までありがとうございました。
ほなまた!
山口裕介USK