緊張は味方!脳科学から見えてくる残念なお知らせ
<脳科学から見えてくる残念なお知らせ>
どうも、ユースケサンタゴリラこと山口裕介 USKです。
緊張の仕組みを改めて勉強し直しています。
脳科学など科学的に立証されていることをもっと調べていきたいなと思ってやってるけど、難しい言葉が多いので読み始めると5分で頭から煙が出てくる気分。
さて今日は緊張の仕組みから見えてきた1つのことです。
緊張は危険な状況に遭遇した時に、脳の扁桃体(へんとうたい)が活性化することがまず始まりみたい。
流れとしては、
<危険察知→扁桃体の活性化→ノルアドレナリン分泌>
ここまで来てようやく「危ない、やばい」と現代の言葉で認識し始めるそうです。
面白いすね!
脳内で色々起こってから「緊張してきた、やばい、死にそう」の判断してるみたいね。
レッスンで「頭で考える前に筋肉が先に反応してるねんで」と言ってたのも裏付けられました。
「では極論やけど扁桃体がなくなればいいんじゃないか?」
そんな浅はかな僕の考えはやはりダメでした・・・。これも残念。
この扁桃体がないと恐怖を感じなくなるねんて。
扁桃体を手術などで切除された方でライオンとかにも平気で近づいてしまったなどもあるみたいやし、生きていくのにかなり危ないよね。ライオンに近づく状況にはまずならんけど。
ということで、
「扁桃体は生きてく上でめっちゃ大事!」
だから、扁桃体がある以上
「緊張するのをやめることはできない!」
がーん。
緊張を0にしようとすることはできないと、、、
薄々は気づいてたし緊張はあったほうが良いと思ってる反面、どこかなくなればええのにと期待してた自分がいますので、正直ざんねんです。
「扁桃体と上手に付き合って緊張を味方につけてやる」
さてさてこうなれば真っ向勝負しかないやん!
1つずつ考えていきますわ。
まず誰も襲ってこないステージ上は安全なのはわかってますよね。
危険だと感じるのは過去の失敗したり、息が止まるような経験に紐づいてるよね。
だからライブ前に「また大失敗するのでは?今回はもっと大きいのやらかすかも」と危険度が高く感じさせる。
そうすると扁桃体さんが、判断を下して「警告」と緊張させてくれる。
これを逆手にとって考えてみるプラン!!
無理矢理な例えですが、「生まれて一度も人前で失敗することもなく、そもそも失敗という概念がない世界で生きていたら緊張なんてするんやろうか?」
だから過去の経験があって、それを積み重ねているうちに身の危険を感じるレベルまでの記憶になってしまっているのやろうね。
そこでこんなことをやってみましょうのコーナー。
<過去の経験を改めて整理しよう>
緊張を引き起こす過去の失敗したこと、恥ずかしかったことを覚えてるなら、その時に
「死ぬ危険は本当にあったか?」
「安全な場面もあった」
「うまくできてたこともあった」
「難しいところ以外の演奏は大丈夫だった」
「失敗したけど、そのあと生きてた」
振り返るのは苦労しちゃうけど、過去の記憶に「大丈夫なこともある」と色づけをしてみて!
そうすれば、失敗だけじゃなく大丈夫だったことにもスポットが当たるよね。
過去の記憶が苦い思い出にならないし、これから先のステージで使える大事な経験として扱えるようになると思うねんな。
上手に過去の経験と付き合うことができれば、危険を察知する扁桃体さんもそんなに興奮しなくなるんちゃう。
過剰な緊張は抑えられて、バランスを持った緊張になるといいよね。
ということで、今日はここまで♪
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
ほなまた!!
ユースケサンタゴリラ 山口裕介USK