緊張予防「なんとなく」を丁寧に行うことで緊張は減る!?
どうも、山口裕介ユースケサンタゴリラです。
今回は「身体の力みや緊張をどう予防するか?」についてお届けします。
緊張する理由を見つけたい時なら「どうやって動いているか?」を考えます。
日常の動作は、あまり考えなくても動けるようになってますよね。
歩こうと真剣に取り組まなくても歩けるし、座るのもそこまで意識しなくても座れるもの。
脳は疲労をしたくないから、繰り返す動作は習慣化します。
これは人間のすごく便利な機能です。
毎回、歩く度に右足、左足、右足と声かけなあかんのなら大変ですもんね。
しかしここに落とし穴が!
行動は繰り返されるうちに、習慣化されます。
でもこの過程で身体にとって不利なやり方で覚えてしまうことがあります。
身体を誤解したまま使ってると、力みや痛みになり緊張にもつながります。
そこで緊張予防として今回も提案があります。
「なんとなく」やっていることを探そう!
歌う、演奏する中で「なんとなく」やってる動作があります。
例えば僕ならドラムを叩くので、
・座る
・腕をあげる
・スティックを握る
・ペダルを踏む
・首を動かす etc
細かく言えばもっとあります。
でも全部考えてなくても叩けるようになっています。習慣化してるおかげです。
でもね。
例えばドラムセットに向かって座るときに、身体に不利なことをしていたらどうか?
スティックを持って構える時にも同じ!
知らない間に、
・肩がすごく上がっている
・後ろにのけ反っている
・構えると同時に視野を狭くする
同じ動作を繰り返す中で余分に身につけた動きも混ざって習慣化しちゃってたら?
そこに力みや緊張が潜んでいるわけですね。
僕はその余分に使っている動作を見つけて、それをやらなくても大丈夫なプランを提案します。
本当は先生がいたほうがすぐに見つけやすいですが、一人でもやれる方法がありますよ!
まず動きを解体しましょう
管楽器なら「楽器を持つ、かまえる、唇にあてる、息を吸う、吐く、腕や指を動かす」など、一つずつ書き出してみます。
その中で、なんとなくやってるなという項目をピックアップします。
「楽器をかまえる」します。
ではその動作を丁寧に行いましょう。
そして演奏してみると?
このように1つでも丁寧に行うことで結果は違ってくると思います。
丁寧に行うことから、いつもとルートが変わり新しい発見が出てくるはずです。
「なんとなく」を見つけるとそこには可能性が沢山秘められています。
まだまだ上達できたり、緊張の原因がわかったりする宝の山かもしれませんよ!
自分で考えて見つけていく中に上達へのヒントや緊張解消への道が見えてきます。
試行錯誤しながら新しい発見を楽しんでみませんか?
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
ではほなまた!!
山口裕介 USK ユースケサンタ・ゴリラ