腕が楽になる!姿勢も変わる!「肩甲骨を知ろう」〜第1回〜
どうも、アレクサンダーテクニーク教師の山口裕介 USKです。
さて今回から3回シリーズで
お届けする『肩甲骨』についての1回目です。
脳内にある思い込みのカラダの地図を
本当のカラダの仕組みにマッチさせること!
そうすることでドラム演奏に役立ち動きやすくなり、
痛みのない演奏方法が見つかります。
腕はドラマーには重要な役目をしていますね。
なので腕に関わるカラダの仕組みを理解すること!
それだけで?!と思われるかもしれません。
でも実際にプロドラマーもレッスンに来てくれて、
演奏が大きく変わるのを目の当たりにしています。
実際に僕自身が変わったし、
今でも役に立っているから自信があります。
今回の肩甲骨の動きをイメージできると、
- 腕が楽になる
- 姿勢も変わる
- 脚の動きまで変わる
- 呼吸も変わる
- 難しいフレーズだったこともスムーズに!
などなど、たくさん良い事があります。
腕の動作には肩甲骨の動きが連動することが大切なんです。
そこでまずはそもそも肩甲骨とは?!から見て行きましょう!
「自分のカラダにもこんな骨があるのか」
「こんな動きができるのか」
とイメージができるようにしていきましょう。
知ってるという方も、改めて観察すると新たな発見があります。それと肩こりや首が痛いとか悩みがある方にもおすすめです。
肩甲骨の動きを知ると後ろ姿が変わったりするので姿勢法やダイエットなども沢山出ていますし、何かまだ知らない隠された宝があるはずです。
「肩甲骨ってどこにあるんだろう?」
写真を見て思ってた肩甲骨と同じか比較してみましょう。
■背中側から見た肩甲骨
天使の羽とも呼ばれるようにその理由が見て分かります。
形は思った通りでしたか?
背骨の中心から距離はどうでしょう?
長さや大きさ、距離感などを思ってたイメージと比較してみましょう。
■横から見た肩甲骨
上腕がついてる関節面もその上にある丸で囲まれた所も肩甲骨です。
当時はただ平べったいだけだと思ってましたが、ここも肩甲骨なんですね。
■前から見た肩甲骨
鎖骨の下にぽこっと肩甲骨は前に出てきてます。
こんなとこまで肩甲骨は出てきてるんですね!
烏口突起と呼ばれていて筋肉が付く場所です。
ここは触ることができますよ。
さて今日はここまでです!
「肩甲骨」の形や大きさ、そしてどこにあるのかなど思ってたイメージと同じでしたか?
家族や友達にお互いの肩甲骨が実際には
どの辺にあるのか触って観察するとよりハッキリしますよ。
そして意外と忘れやすいのが1つ!
写真にも書いてますが、
「肩甲骨は肋骨にはくっついていません!!」
「何でくっついていないのでしょうか?」
それは逆にくっついているとどうなるか?!
肩甲骨の動きを考えると納得できると思います。
肩甲骨の動きに関わる筋肉はもちろんあります。
あまり動かさないでいると筋肉は固くなってしまうと言われています。
背中の筋肉や肩甲骨に関連する筋肉は
腕をあげる時にはできるだけ一緒に動いて欲しい!
なので筋肉を学ぶ前に骨の動きから知ることをオススメしています。
次回は「肩甲骨の動き」はどうなっているのか??
また写真を混ぜながら考えていきたいと思います。
カラダが楽になると気持ちもスッキリしてきます!!
ドラマーに役立つカラダの地図を作っていきましょう。
山口裕介 USK