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girl sitting beside a teddy bear

気まずい沈黙が信頼を築くチャンスになった時の話

レッスン中にふと訪れる沈黙。

この間は気まずい、焦ってしまう。


でもこの時間が
大切なことにつながるキッカケになりました。

私が何かを説明した時に
生徒さんが沈黙する。

「分かっていないのかな?」と
それを埋まるためにどんどん話をした。

「なにか話をしなくては!」


そんな空気感に耐えれずに
言葉をかぶせていく。

もしくは

「言い方が違ったか?」
違う角度で話してみたり。


どちらにせよ沈黙を埋めるために言葉を続けていった。

ある程度は進められるけど
期待してる以上に深くはいけない。

しかしレッスンで
こんなことがありました。

沈黙をどうしたら良いものか?と考えた結果。

私の尊敬する安納献先生。

沈黙をモノともせず
究極の間を操るケンさんを
自分に降臨させました。


私が生徒さんに質問する。

1秒、2秒、3秒、、、

どれくらい時が経ったか、、、

ただただ相手を見て待っていた、その時!

生徒さんから


「こんなに答えを待ってくれたのは初めてです」

と、驚きの言葉が。

それからは話すわ話すわ。
こっちから聞いてもない話まで。

めっちゃ喋るやん。

俺にも喋らせてや。

でも生徒さんとの距離は近くなったので
レッスンはより深く進められた。

私にも初めての経験で
すごく印象的な時間にしてくれて感謝なのです。


沈黙は気まずくて焦るかもしれない。


でもこの沈黙のおかげで大切なことに気づけた。


そして信頼が築けて
より深くレッスンを進められた。

沈黙は相手の心の声を聴く時間。

そう思いながら時間を共有する。


沈黙が訪れた時こそ
先に進めるチャンスなのかもしれない。

山口裕介

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