カラダのレシピ

ドラマーなら知っておきたいカラダのこと 「動きやすくなるコツ」

2015年度は山口裕介USKのドラム専門アレクサンダーテクニークの活動を増やしていきますよ♪

つい先日のレッスンで、

「音量が思ったように出せません。無理に音量を出そうとすると腕に力が入ってしまってカラダもガチガチになります。何か違う気がしますがどうしたらいいですか?」

と質問をいただきました。
ドラマーなら音量問題は一度は通る道です。
「もっと音量あげて!」

「そこはもっと大きくグッと叩いてくれないと!」

メンバーからは愛のムチが容赦なく来るのもドラマーの使命です。


リズムのズレ、音量に関してはすぐに耳についてしまうのでズバズバと要求が来て苦労したと思います。しかも、音量あげろと言われて頑張って叩くと力んでしまうことでリズムが遅れたり、音色が固くなってしまい、追い込まれるかのようにさらなる要求がきます。

 

音量問題に合わせて、リズム・音色へと課題は広がる一方で、どこから手をつけていいか分からずやる気がでなかったりモチベーションが上がらなくなります。


ただし、上手に表現ができるドラマーが使っているコツを知っていればまた別です。


僕はアレクサンダーテクニーク教師になり、2年経たないうちに1,000人以上の方とレッスンをする機会に恵まれました。

多くの体験談からドラマーの僕だからこそ、ドラマーに役に立ち、成果が出せるアイデアを提供できるんだということも理解できました。

 

自分のカラダや思考を知れば知るほど、「どうやって解決したらよいのか?」を1つずつ解決できる方法が見つけられたと受講者さんから連絡が来るのも嬉しく思います。

 

今日はまず以前に書いたことでもありますが、復習もかねて今の言葉で書いてみました。

ドラムが叩けるようになるまでと同じで、自分の使い方も1つずつ順に進めてましょう。

<ドラマーなら知っておきたいカラダのこと「動きやすくなるコツ」>

人間って当然ですが頭は一番上に来ますよね。

その頭は体重の10〜15%で体重60kgだと6~7kgと言われています。

ボーリング球やペットボトル5.6本分なんです。
かなりかなり重たいものが一番上に乗っかっているんですね。

これを支えてくれているのが首の役割です。

頭には目もついているので、
カラダを動かすときに頭がふらふらしていると目に入ってくる情報が一定しません。

頭をできるだけ無理のないように支えてくれるのも首の役割です。

そして、首は背骨の中でもかなり動けるようになっているので色んな動作ができます。
寝違えたら起き上がりにくくなるのを思えば分かりますよね。

 

【実験】

ではここで頭と首が関係するアレクサンダー・ゲームをしてみましょう。

内容:
シングルストロークをできるだけ早く叩く!

(経験者♪=180以上 初心者の方は120〜130くらい)

 

手順:

┃RLRL RLRL RLRL RLRL┃
(R=右手 L=左手)

 

ルール:
これを①~③の順に試してください。


①ルールなし、早く叩く。

②頭を絶対に動かさない・揺らさないで早く叩く。
③「頭は動いてもいいよー」と声に出してから早く叩く。

 

①では、特に何も考えなかったかもしれません。
でも、②ではどんな経験をしましたか?

 

  • 首が固まり腕がさっきよりガチガチになる
  • なぜか脚まで固まる
  • 息を止めてる
  • 視線は真っすぐ一直線などなど。
  • また「もうやりたくない」「ストレスだ」など感情や気持ちの面を言われる方も。

③ではどうでしょう?

  • 両手の速さが上がる
  • 左右差が減る
  • 音量が揃う
  • 腕がラクになる

②と比較すれば分かりやすい変化が起きたと思います。

③は①と似ている体験かもしれませんが、③は意識的に自分に声をかけていています。

①はいつも通りなので無意識や習慣的に行っています。実はこの③の方法がコツの1つです。

 

さて、この頭を動かさない・固定することで、首から下すべてのカラダ(胴体・腕・脚・呼吸)に影響が出てしまうことを、アレクサンダーテクニークの生みの親「FMアレクサンダーさん」は発見しました。

簡単に言えば、「頭は動けるようにすること」これがドラム演奏の大きな味方になります。


「動けるように?どうやって?」

「そもそも固めてるのかな?」 

などなど質問もいただくので順を追って、頭・首・背骨の仕組みを知る事からスタートします。

本来どうなっているかが分かってくることで、よりカラダからの情報を受け取りやすくなります。


僕自身の演奏経験で分かったことやレッスンの事例をもとに、

「いつ、どこで、どの瞬間に、どんな理由で」頭を固定する傾向があり、演奏を邪魔してしまったのか?

そこからうまくいく為のプランはどんなことがあるのか?

 

ドラマーがついついやってしまっていることで、叩きにくい不利な状況にしてしまっていることがあります。

2015年度はドラム専門アレクサンダーテクニーク講座を開催していきますのでどうぞ応援よろしくお願いいたします。

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