
「演奏に集中する」ために練習に取り入れるオススメの方法!
どうも、山口裕介 USKです。
7月28日にも開催する緊張を味方につけるセミナーでは「演奏に集中するにはどうしたらいいか?」と質問されることが多いです。
その中でも、
- 余計なことを考えてしまう
- 周りの評価を気にしてしまう
- 間違えたらどうしよう
- ○○さんが見に来てる!やばい
- うまいと思われたい
演奏中での心の声は様々ですよね。
「頭の中の迷いや葛藤をやめて演奏に集中したい!」
僕も少なくはなりましたが気が散ることがあります。
久しぶりのライブやったりすると、「イイとこ見せよう!」「人の評価を気にする」系が多いですね。厄介なもんです。
「認められたい、良い評価をされたい」気持ちは演奏中には大人しくしてもらいたいとこです。その大人しくなって空いたスペースに本来必要な、
- ・空気感
- ・音や表現
- ・メンバーとコミュニケーション
- ・お客さんの注目を集める
などができたら理想です。
直接対決は絶対避ける!
周りは僕らの気持ちと関係なく評価をしてくれるものです。自分ではコントロールできないんですよね。
「余計なことを考えないように!」と思っているうちは余計なことを考えてることになりますね。
余計なことを考えないと直接対決していては常に戦いになります。
オススメなのは直接対決せず、まともにやりあわないこと。
1日の少しの時間ですぐできる方法です。
結果的に演奏に集中できる時間が増えてきたことがありますのでご紹介します。
「じぶん観察」が圧倒的に集中できる!
めっちゃ簡単!
「1つずつ自分の動きをじっくり観察すること」
- 楽器をかまえる
- 楽器を持って立つ
- マイクを持って立つ
- イスに座って楽器をかまえる
- 歌・管楽器なら息を出そうとするまでの動き
- スティックを振り上げる・振り下ろす
演奏に関わるどんな動きでもいいです。
「どれくらいの力で動かしている?」
「最初に動いてるのはどこかな?」
「どれくらいのスピードで動かしている?」
ボーカルさんの場合
マイクを口まで持ってくるなら最初に動くのはどこでしょう?
手首?肘?肩?指?首?
「ただどうやってるかな?」と観察してみてください。
いつもは無意識的に行なっている動きなのでほんの少し意識するだけで十分に効果があります。
【観察する時の重要なポイント】
評価無しに観察すること!!
「先生に指摘されたことをやってしまっている」
なんてフィードバックをするのはやめてね。
動いてる順番やスピードなど、できるだけでいいのただ観察すること!
こうやればうまくいくとか、プランを立てたりもナシね。
僕はこれをただ毎日何気なく繰り返していました。
意識的になるからこそ集中できた
正直、これで集中できるんかなとか思ってたけど、続けているとこれまでと結果は大きく変わっていました。
自分の動き方についての新しい発見や、慣れ親しんだ好きな動き方と、なんだか新鮮な気持ちで興味を持って取り組めている時間が増えていましたね。
練習に取り入れることで、ライブ中に余計なことを考えることが減って、今の動きや状況に興味を持ち続けられてたんですよね。
めっちゃ視野が広くなってきたというか!これは嬉しい手応えやったのでまだ続けていますね。
演奏に集中するための方法まとめ
演奏に集中するためには
「今起きている1つ1つの動きや考えをただ観察すること」
それを練習のどこかで3分だけでも時間を作ってやっておく。
繰り返しやっていくことが結果的に余計な思考は静かになっていた。
僕が演奏に集中するためにやっている方法です。
何日か取り組む必要がありますが、生徒さんでもうまくできている人もいるので、ぜひ試してみてください。
1つ1つ動きを見て行って興味を向け続けることを普段から取り入れること。
本番でも余計なことに振り回されずに、その場に必要な情報に目を向けられるようになってきます。
ライブを振り返るたびに「前より集中できてたかも」とじわじわ実感が出てくると思います。
では今日はこの辺で、最後までありがとうございます。
ほなまた!!
山口裕介USK