ストレスのある目標設定は緊張を生みやすくする
どうも、山口裕介USKユースケサンタゴリラです。
このブログはアレクサンダーテクニーク教師兼ドラマーがミュージシャンのために身体の使い方や仕組みをお話したり、緊張した時にどうするか?など、ライブやコンサートで実践できるような情報をお届けしています。
さて今回は緊張対策のセミナーをした時のお話です。
「目指している目標へ進みたいけど、モチベーションがあがらない。ストレスに感じる。でも進めないといけないし、どうしたらいいですか?」
僕も目指そうとしてもどうもやる気が出ないものがあって、逆にそれをやろうとすると動きが悪くなる。そんな経験はありましたので、それも含めてお話してみました。
高い目標を設定することが問題ではないですね。
高い目標を持つことで色んな選択肢が出てきたり、思わぬ出会いがあったりするのでとても大事なことです。
考えておきたいのは行動に移そうと思う時に、自分自身がどんな風に感じるか?
ここが重要!!
ストレスになってしまうことをどう評価するのか?
「嫌だなー、怖いなー」と稲川淳二みたいに言うのか?
「できる!これならできる!」と松岡修造ばりに言うのか?
極端ですが、この2つの評価は単純ですが見逃せない心理的な要素です。
高い目標を立てた時に、
「これ大丈夫かな、できるんやろうか?」
「これは怖い、できなかったらどうしよ」」
こんな思いからストレスが出てきて緊張につながるみたいですねー。
目標は高く作る!でもすぐできるような小さな目標も作る
この「怖いなー」の稲川淳二評価が出てくるようなら、
その高い目標に向かうために小さな第一歩も同時に作る必要があります。
目標へ向かうのは毎回チャレンジすることが出てくるので、モチベーションは上げられる状態にしたいところですね。
「今の自分ならどこまでできるのか?」
その時の状況や状態を見て、できる範囲を自分で見分けられることですかね。
稲川淳二が出てきたら、松岡修造モードになれるような「これならやれる」ところを設定するといいですね。
「そんなに小さなステップだとやった気がしない」
「周りに置いていかれるように感じ」と言う方もいました。
ストレスを感じて緊張を作りながら目標へ向かうのも1つの方法ですが、僕は余計に遠回りをしているように思うのでおすすめはしていません。
その方法が向いてる人、向いていない人はいます。
自分に親切になって行動することは、確実に目標へ近づけてくれます。
少しずつでも進んでいるなら、それは目標へ向かっている!
自信をもって、堂々としていればそれでいいんやと思いますよ。
と、その生徒さんへ伝えたはずです・・・。ちょっと前のことなので多分こんな感じ。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
山口裕介 USK ユースケサンタ・ゴリラ