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「考えすぎ」やから緊張する?考えすぎをやめられる新提案

どうも、アレクサンダーテクニーク教師の山口裕介USKです。

今回は週末はライブを楽しむ社会人でボーカルを楽しまれている方です。

「緊張するのは考えすぎやと言われてしまう。自分でもそう思うところはあるし考えすぎないようにするにはどうしたらいいですか」

考えすぎが緊張する理由になるかはどうなんやろう。その人もどんな理由で言ってくれたんか気になるな。

いやーしかし「考えすぎないように」と思っても考えてしまうもんですね。

これはどうしたもんでしょうね。

「考えすぎ=やめたほうがいいこと!?」

考えすぎと思う人ほど、この思考はやめたほうがいいと感じてるように思います。

すぐやる、すぐ動ける「THE行動組」からすると、「いつまでも考えてんと早くやろう。日が暮れてまうで」と見えてしまうやろうね。

来年の話とか時間があるなら、じっくりしっかり考えていいでしょう。

ただ本番まで時間がない、期日が近いのなら考えずに動いていこう!

周りはそんなムードになってくるよね。

それがまたプレッシャーで余計に考え込むねんけどな。

それと「考えすぎやで!!」っていうアドバイスか何かわからんやつ。

この一言はホンマ言ったらあかんと思う。自分なりに考えてきたことをバッサリ斬る、なんとも残酷な言葉やねんな。

良かれと思って励ましてくれてるんやろうけど、考えすぎはこっちもよくわかっておるのだよ。

だからまあバッサリ斬ってくれることで、さらに傷は深くなるわけなのだよ。

できてない自分にまた厳しい声をかけるのだよ!!

動いてみないとわからない!?

考えるより動いてからでいいやん、、、それもよく聞くね。

ここで自分なりに考えてきたことを言うと、

「考えすぎ=やめたほうがいいこと」

この考え方があるうちはすぐ行動できるとは思えません。

考えすぎることに否定的やと、自分に厳しくあたってしまうし、イライラしてきて、責めてしまったりで苦しいのですよ。

考えすぎが「マイナスなこと」と思うほど、自分の考えや意見さえ自信もなくなってしまう。

ここで視点を変えていきましょう!

「考えすぎるのはよくないこと」→この考えを保留しましょう。

そして視点を変えます。

「考えたいから考える!」

「考えたいだけ考える!」

自分は考える時間が人より長く必要!

人それぞれ考える時間の感覚なんて違うから、個々の感性でいけばいい。

そこから出て来る音楽が、表現がまた一味違う誰にも真似できへんものになる。

「考えたいから考える!」

「考えたいだけ考える!」

それで何も問題ない、大丈夫!

とまあ、こんな感じでレッスンでは話をしてみたのね。

そして提案。

自分に「考えたいだけ考えていい」って今より1mmでもいいから思ってみて?

その時の身体にどんなこと起きるかな?

肩の力抜けたり、スーって息が少し入ってくるねん

生徒さんは鼻から息がスーッと抜けていったのね。

ほんでな、これで「動ける」「行動できる」状態になると思うのね。

考えすぎを否定している間は身体も固まってるもんです。

だからまずやることは、身体が動ける状態にしてあげること。

動けるようになってようやく、

・考えることをまだ続けるか?
・ちょっと動いてみよかな?

と選択肢が見えてくるんじゃないかな。

考えすぎるって誰の基準やねん!

そもそも考えすぎるなんて誰かの基準やん。ほんま誰や!笑

すぎることなんてなくて、自分の中ではちょうどええくらいやと思っとけばいいんちゃう。

何度も言うけど、

「考えたいから考える!」

「考えたいだけ考える!」

そういうことにして考える時間を過ごしてみるとどうでしょうか?

今日はレッスンを通してそう思えた日になりました。

ではこの辺で。

ほなまた!!

山口裕介USK

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