【緊張サヨナラ作戦】お客さんの顔を見ると緊張する人のためのオススメプラン
どうも、山口裕介USKサンタゴリラです。
このブログはアレクサンダーテクニーク教師兼ドラマーがミュージシャンのために身体の使い方や仕組みをお話したり、緊張した時にどうするか?など、ライブやコンサートで実践できるような情報をお届けしています。
さて、今日は緊張した時に使ってみると良いアイデアです。
これは吹奏楽部への出張レッスン時によく伝えていて、けっこう実践しやすいと言われてます。
- ステージに上がるとどこを見ていいかわからない
- お客さんを見ると緊張する
- どこを見ていいか、見られると怖いから見れない。
見なくても演奏はできるかもしれないけど、指揮者がいる場合は前は見ないといけないですよね。
お客さんがいるなら、ちゃんと見ながら音楽を届けたいよねー。
「お客さんをじゃがいもと思え!」
これもお客さんを見るための1つのアイデア。
でも人をじゃがいもに変える想像力はけっこう努力が必要なので僕は苦手かなー。
何の計画もなくお客さんを見てしまうと、
評価されてる、うまく見せたいなどの気持ちが出てしまうので緊張しちゃいます。
なので、結果的にお客さんを見ていればいいのでは?
そこで次のことを試してみてください。
メガネの人が何人いるか数えてみる
ステージに立った瞬間に、どこを見ていいのか分からない。
緊張してくるとどこを見てたか覚えてない。
そんな時こそ、会場にいる人の中で「メガネの人は何人いるか?」数えてみよう。
緊張している時って視野が狭くなります。
視野が狭くなって見えなくなるほど不安もやってきます。
それもそのはず!
沢山の人前にいるだけで人としての闘争逃走本能というのが働いてソワソワしちゃう。
さらに見えるものがなければ不安で怖くなるのも当たり前!!
身体は身を守ろうとして、身を固めます。
固めると動きづらくなるから、演奏しにくくなる。
そしてまた緊張が増える・・・。
そうなる前に現実的に今その場で見える当たり前のことに焦点を当てます。
メガネの人を探すことで、今このステージから見える今のことにフォーカスできます。
頭の中の悪いイメージにアクセスすることなく、今の状況が見えるわけですね。
本番で大事なのは今この場にいることです。
今の情報を集めることが身体も心も安心できる1つの方法です。
「メガネの人が何人いるか?」
目的を持って行動してみると、今立っている場所から見える範囲がどれほど広くて、他にも見えるものが増えてくると、視野が広がり、身体は落ち着いてきますよ。
必要以上の緊張をやめるためには、安心できる場をどう作るか?
良ければぜひ試してみてください。ありがとうございます。
山口裕介 USK ユースケサンタ・ゴリラ