本番前にモチベーションをあげて緊張と上手に付き合うための方法
どうも、アレクサンダーテクニーク教師の山口裕介USKです。
今回の内容はできれば本番1週間前ほどにやるとオススメです。
何をすればいいかハッキリしますし、モチベーションを徐々にあげていきながら本番に挑める。
僕がよく実践していることを紹介します。
コントロール不可能なことに意識が向きすぎていないか?
緊張しすぎてしまう時に起こりやすい考え方のほとんどが「コントールできないことに意識しすぎること」です。
どうにもできないのを、どうにかしようと考えてるから緊張をさらに強めてしまうのよね。
・人の価値観や考え方
・バンド、団体、部活など
・勝負事の勝敗 テスト結果
・先生や友達、お客さんの評価
・天気 自然のもの
この辺りはコントロールできないことやんね。
人の価値観や考え方であれば、人を変えようとしたり、わかってもらおうとするのはホンマに難しいね。というか、本当にできるか?
「わかりました」と相手が言ってくれても本音はわからないしね。
だから相手に変わってほしいためにではなく、理解してもらうための行動はできるよね。まず自分がその人のことを理解するために動いてみる。どんな言葉を使ってて、言葉の裏にはどんな経緯があるのか?
言葉は表面的なものであって、実際には違うことを意味する場合があるからね。そのまま受け取らずに、どういったことかじっくり聞いてみると共通点があるのに気づいて、「なんや同じ考えやったやん」ってなったりね。
オーディションや試験も同じやね。
勉強や練習を積み重ねて努力していくことはできる。
「どんな練習をすればいいか、誰に聞けばいいか、どこまでやればいいか?」
それは自分で選べるよね。
そしてお客さんが楽しむかは向こう次第であって、「お客さんを楽しませよう」という気持ちや意図は大事!!
どんな演出で、どの曲順で、何をしたら面白いか?
工夫とアイデアを出していくのはできるね。
プレーヤーができるのは、演奏と準備してきた演出とかコントロールできることをただ実践に移していくこと。
緊張と上手に付き合うために!
コントロールできること、できないことをしっかり区別してみる。
本番になれば、コントロールできることに目を向けて、ただ行動し続けていくこと。
余計な緊張は減らしていけるし、前に進めてる実感もわくので自信もついてきます。
「コントロールできる・できないことであったのかを区別する」
過去の体験を振り返ってみてぜひやってみてください。
何度かやると、似たような考えかたで緊張しているのが見えてきますよ。
僕の過去のほとんどがコントロールできないことばかりに意識しすぎて、整理できずに頭ボンってなってましたしね。今はずいぶんマシ、マシね。
モチベーションをあげて本番に向かう
今からでもいいねんけど、本番1週間前くらいにもやってください。
可能か不可能かで振り分けることができてくると、
「これは考えてよし、これは考えんでいい」
何に集中したらいいか?!ここがめちゃハッキリするので「いけるかもーやるぞー」とモチベーションがあがりますよ!!
今日はこの辺で、ほなまた!
山口裕介 USK