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苦手なフレーズでの緊張を回避!「ちょい意識」で成功率を高めるプラン

どうも、山口裕介です。

苦手、嫌いなフレーズ、過去に失敗を多くした箇所は、直前になると緊張が始まってきますよね。全体を考えれば少しのことやけど、そこもちゃんとクリアしておきたい。その葛藤でもまた不安になったりするし、音楽は楽しい分、試練が多いですね。

さて今日はそんなテーマで始まったレッスンの一コマです。

レッスンでは生徒さんが望んでるテーマにそって進めていくので、具体的に話を聞かせてもらえるので個人に合わせてアドバイスできます。


USK「今日はどんなことがしたいですか?」

サックス奏者の生徒さん
「苦手なフレーズの箇所に来る前から緊張してしまって、本番で気持ちよく演奏できたことがなくて。どれだけ練習しても成功する気がしないんです。」

「それとうまくいってもまぐれだと思って、納得できなくて。」

USK「・・・うまくいってもだと(心の声)」

まず緊張しすぎることで身体が思ったように動けなくなって演奏しにくくなりますね。

だから身体の仕組みや使い方を学んでおけば、緊張しても使い方を思い出せばすんなり動きやすくなることが多いです。

ただ今回は緊張を解消するための身体の使い方を教えたり、動きやすくなるエクササイズみたいなのはちょっと後回しにしようかなと思いました。

理由としては、生徒さんは「うまくいっても」という言葉を使いました。

僕からすると「うまくいったことあるんや」と。ちょっとジェラシー。

そこでもうちょっとお話を聞かせて欲しくなるわけです。(ジェラシーからの嫌味を言ったりするんちゃうよ)

解決のヒント①うまくいった時に考えていたこと!?

話を聞かせてもらうと見えてきたのが、

  • ・どうやってうまくいったかわからない
  • ・神頼みのように、勢いに任せて
  • ・何も考えなかったから

この3番目はよく聞くかな。

うまくいったって時ほど「何も考えてなかったから」はTOP3に入るやつね。

何も考えずに演奏できるまで叩き込めって聞くけど、今回の場合はそうなのかな?

もう1つ見えたことがあるので、それも見ていきます。

解決のヒント②「身体の緊張を作っていたクセが見えてきた」

実際にその箇所を2,3回ほど演奏してもらいました。

1,3回目はうまくいかず、2回目は思ったよりうまくいった様子。

この演奏の中で興味深い身体の動きが見えました。

1,3回目は、目をそらすような、ぼんやりさせるような、そんな表情に見えました。

2回目はどちらかというと、譜面を見て目は生きてる様子。

USK「うまくできた時はどんなこと考えてたん?」

生徒さん「最初に失敗したので、次は譜面を見てしっかり吹こうと思って演奏しました。3回目はまた失敗しないようにがよぎってしまって。」

この会話から本人が何をすればうまくいくか、ほとんど見えてきますね。

うまくいった時は、行動を選んでいます。

うまくいかない時は行動は考えずに、気持ちや感情へアクセスしているように僕は思えました。

1,3回目の、目がぼんやりは自分の思考の中に入り込んでしまっているからなのかな。失敗しないようにが強く出すぎて目の前にあることから目をそらしてしまったんかな。

偉そうに書いてるけど、これ僕のパターンそのものやねんな。ドラムの苦手な時ほど視野がぼんやりして、ドラムを見てへんねんな。

現実半分・空想半分みたいな状況やから、「できたしまった」になるし、うまくいっても納得できへんねん。

という経験が役に立てる時が来ました。

解決への実験!当たり前行動プランを作る

試してもらったのは、ご自身でも言われてたヒントから譜面を見るような当たり前と思える行動を考えながら演奏すること。

そのための行動について1つずつ設定するために話し合います。

  • 楽器を構えるために
  • リードが口までやってくるために
  • 肘や上腕、肩甲骨がついてきて
  • アンブシュアをセッティングして
  • 息は上方向に向かって吐いて
  • 譜面を見ながら
  • 音楽のために指を動かして

こんな感じで、1つずつ順番に慣れてしまっている動きを考えながら演奏してもらいました。

そしたら、今日1が出ましたー。

と、僕だけ喜んでる様子で、また「まぐれモード」になって納得いかない様子の生徒さん。

ほんなら、もう1回やってみたら?ということで再チャレンジ。

これは上手くいかず。心理的に次も成功させなきゃが先にくるので、また目がぼんやり奏法に戻ってたのよね。

USK「さっき話し合った行動プランはやった?」

生徒「全く忘れてました」

USK「はい、そなた島流し!」

ということで、島に流す前にまた行動プランを確認してチャレンジ。

また違った質やったけど、スムーズに演奏できてたように思うし、本人も手応えあり。

生徒「あれだけ悩んでやってたのに、これだけのことで演奏できるんですね・・・」

これだけ成功してるのに不思議な感じになります。

大事なのは「やった感」じゃなくて行動を「ちょい意識」すること

意識の量が多いからうまくいくわけではないのよね。

「こんなにもあなたのために尽くしたのに!!」状態になります。

やった感じはあくまで感覚であってそれに伴う結果は別ということですね。
頑張って尽くした身としてはめっちゃ寂しい、頑張ってきたのだけは認めてー!

さて、ちょっと話を戻すけど、うまくいった時のTOP3「何も考えてなかった」件です。

これはね、少しの量で考えてたから何も考えてないように感じたと思う。

意識という言葉のレベルまで意識してないから、何も考えてないと感じるのよね。

なので、さっきの当たり前のことを1つずつ考える行動プラン。

この手順は当たり前やからこそ、そんなに考えなくてもできますよね。

だから「あれだけ尽くしたのに!」まで考えることなく、「ちょい意識」で考えられて今回の結果になりました。

それとちょい考えてるから目をそらす奏法は封印できたしね。島に流されんでよかったね。

この「ちょい意識」の考え方は普段の練習から積んでおくことが望ましいです。

考えすぎるのはうまくいかないですよね、「めちゃ意識」です。

この「めちゃ意識」を繰り返してきた人には「ちょい意識」は慣れないもんです。

やった感じはしないし、「それだけじゃ私の気持ちは伝わらないわ!」の不安が来ますからね。

でもね、今回のように「ちょい意識」での成功体験を積んでおくことで、

「こんな少ない意識の量でも演奏できるのか!!」

と、「ちょい意識」の信頼度をあげておくことがめちゃ大事。

というわけで今日はここまで。最後までありがとうございます。

ほなまた!!

山口裕介  USK

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