「身体の構造を知ると不思議なくらい楽に身体を動かせた!」レッスン体験談
提案したことは以前にアメブロで書いたこれ↓です。
まず頭と脊椎が全身の動きに影響することの重要性を、ちょっとしたゲームで体験してもらいます。体験してもらうことで、私の言ってることが嘘じゃないことを信じてもらいました(笑)
そして脊椎の一番上に頭が乗っているわけですが、その場所はどこか聞いてみました。前にレッスンしてそれは知ってると言ってくれましたが、指差してくれたのは実際よりけっこう上でした。多分、私の伝え方が充分ではなかったんでしょうね。ごめんね、うっちー。
ということで、再確認も含めてiPadの骨格アプリを使って説明。このカラダのイメージが違っていると1番大変ですからね。今回はさらに慎重に話したのを覚えてます。
カラダのイメージをはっきりしてもらったので、もう一度叩いてもらうことにしました。
ここで、叩く前の重要なワンポイント!!
「頭と脊椎の出会う場所をイメージ→頭を動けるようにしてあげることを意識してから叩く」
何それ?って思うかもしれませんが、以前の記事を参考に騙されたと思って試してみてください。
同席してた、賢ちゃんもすぐに気づくほど余裕のあるダイナミックな叩き方が見えました。特に印象深かったのが、全体のバランスがよくなった為、音色が良くまとまっているので音量が上がったようにも感じられました。
どういうことかというと、1回目は頭の動きを止めてしまうことから、腕や脚まで動きづらくなってました。それをどうにか動かそうとすることで力みや余分な緊張をしてしまいます。そこで動きの始まりと頭を動けるようにしてあげることで、余分な力みや緊張が取れます。
さらにカラダがスッと楽になるので頭の中にもスペースができて、1点を見つめていたのが部屋全体を見回せるほど余裕が生まれてました。目的がハッキリしたうっちーのドラムは、聞いている側の2人にもハッキリした音で伝わってきました。
正直、私もこんなに音が変わるなんて予想してなかった…。もともとうっちーにはこの音が出せる準備はできているけど、それにブレーキかけている何かがあったわけです。
今回はそのブレーキを外せたので、一番調子のいい時のような音がすぐに出せたんです。
この経験から私はアレクサンダーテクニークで可能性をまだまだ引き出せるんだなと再認識しました。毎回、調子のいい時の自分でドラムを叩けるようになるのか!!と思うとワクワクしてきます。