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No.342 緊張と付き合うために外向きベクトルが良いからそれを自然に起こす考え方

「裕介さんって緊張すること、あるんですか?」 
聞かれることが増えました。


いやいや
前より身体のへの感度が上がって
むしろしっかり緊張をしてます。



ただどのようにその場にいれば良いか?!

それを知っているから
緊張しても反応は少ないままでいれます。


その緊張への突破口を開いたのが
先生を始めた頃のあの経験が大きい。

青森陸上自衛隊の音楽隊へ
出張講座の仕事でした。

1人で青森、、、

会場に入ると皆さん本番用の制服。

隊長の「敬礼」の号令で
みなさんから敬礼される。


僕も敬礼するか?しないか?

0.5秒ほどしかない時間で反応したのは
立ちすくみ手をおろした状態で
手のひらだけは敬礼の形、、、



なんという失態、中途半端すぎる。


心の声は厳しくスタートから折れかける。

しかしなんとここで限界突破!
教師になるまでの4年の修行の成果が現れる。

わたしの教訓
どんな時もじぶんが最優先であり
 じぶん全体を考えること


これめちゃめちゃ大切なこと。
緊張と上手に付き合うベストパートナー。


少し整理しますと、


緊張する理由として自分の意識が

内向きのベクトルの時→緊張する

外向きのベクトルの時→緊張と付き合える

と言えます。

<内向きについて>

さっきの敬礼時の失態を例にすると、

「中途半端に敬礼してる自分がダサい」
「アイツちょっとだけ敬礼してるやん笑」
「なんか固まってるやん、大丈夫か?」

心のパワハラにより
内向きベクトル全開です。



自分にベクトルが向きすぎると

・周りも見えない
・呼吸がしにくい
・何も考えられない


人前に立つ緊張というのは周りを感じるのではなく
自分自身で周りを感じさせないようにしているとも言えるかな。

じゃあ外向きにベクトルを!
と思うのはちょっと待った!

最初の時点で体は固まってて動きづらい状態。

なので外向きベクトルを無理にすると
さらに努力となり負担になります。




なので自分全体を動けるようにする必要があります。


ここでさっきの教訓

どんな時もじぶんが最優先であり
 じぶん全体を考えること


こうすることで
まず体が動けるようになり
思考も働き、視野も広がり
呼吸も入って周りが見えてくる。




そして自然と外向きベクトルに変わります。


周りを見ようと頑張らなくても
じぶんのことを見てあげることで
周りは自然と見えてくる。

まずはじぶんが最優先!!


それが本当にじぶんに優しい付き合い方だと思います。


じぶんを最優先にするためには何ができますか?

山口裕介






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