INTERVIEW

嬉しい言葉を
いただきました。

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朝香智子さん
キーボーディスト

自分が出したいと思う音を出せました!

レッスンを受講していかがでしたか?
2日に一度のペースでライブをしていた関西在住時代、
肩を酷使しすぎて痛め、通院しながらのパフォーマンスになっていました。
その頃に一度山口さんから「身体と鍵盤の距離」を指摘して頂いたことがあり、
それを改善してみた所、肩への負担が驚くほど変わりました。
(本当に改善したのはそこだけなのに!)

その時に山口さんがアレクサンダーテクニークを学んでらっしゃると伺って、とても興味を持ちました。今思えば、この時がパワーで押し切ってきたスタイルからの変化を考え始める時期だったんだと思います。

そこから約2年ほど経った今。

関東へ引っ越してきて、ライブのペースが大幅に変わったことで、再び問題が勃発しました。

今までとライブに立つ時の感覚が微妙に違い、
その違いから「ライブへの恐怖心」が生まれ始めたのです。

それまではどんなに緊張していても、ステージに立って鍵盤に触れたら平気だったのに、
演奏中に存在する、意図的に生み出したわけではない冷静な自分がいることに不安を覚えたのです。

もともと演奏中に客観的な自分を持つようにしていたのですが、
その不安な存在は演奏している自分を飲み込んでしまうのではないか、
という時もあるほどでした。

それなのに、ライブ録音した音は今までよりも正確で、
ムラがなくクレバーな演奏になっているという現象が起きていて、
ますます自分というプレイヤーに何が起きているのか分からなくなりました。_

そして、今回再び山口さんの所に伺って、
また演奏している所を見ていただいたり、話をきいていただいたりしました。

そこで再認識させていただいたのは、

「何気無くやっていた動作を『そうする』という意識をもってする」

という事の重要さでした。

鍵盤の上に手を乗せる。

ペダルに足を乗せる。

今までは無造作にその行為をしていただけだったのですが、
記憶されたポジションは常に変わっていく体にとって、
ベストポジションではないと言うことを頭が分かっていなかったのです。

だからどこか弾きづらく、無理な形でのパフォーマンスをしてしまい、
「なんでこんなに弾きづらいんだろう。今まではこれで弾けてたのに。。」

という疑問から、ステージに対する不安が生み出されてしまった事が分かりました。

「今までやれてたんだから、技術はある。だから、怖がらなくていいんだよ」

と言ってくださった言葉を信じ、そして指摘して頂いた点を意識して先日ライブに挑んでみた所、明らかにパフォーマンスの状態が向上し、変な緊張感にとらわれることもなく、自分が出したいと思う音を出せました。

「本当にたったそれだけのことなの?!」というような意識改善が自分の体との対話になって、気づけていなかった体の変化に頭が順応出来るようになる第一歩を踏み出せた感じがします。

これからも意識改善を試みていきたいと思います!

朝香智子