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すべらないドラム話 Vol.3

ちょっとまた長くなってしまったよー。 ■今回のテーマ 「日々の練習」

練習、練習!!


この言葉で首の後ろあたりがキュっと緊張してしまう人いないかな?

はい、それは私ですわ(笑)

・練習しなきゃうまくならない。
・必ず毎日やるべきだ。
・一日●時間はやらなきゃダメだ。

アレクサンダーテクニークを学び始めて、
この考え方には共感できなくなってきてます。

もともと、共感してないけどさ。

でも、練習って聞いてキュっと緊張してしまうてことは、
少なからずとも、「しなきゃ」「すべきだ」という考え方が
潜在的にあると受け止めようかなと思えますな。

そもそも、練習ってなんでしょう?

私は、練習は今目の当たりにしてる問題を解決するために
やるもんだと思います。

練習って同じことを繰り返すロボットになりがちで、
問題そのものの本質が何なのか、
どうやったらそれが解決できるのかなんてわからない。

そんな状態で練習してても、あまり効果的ではなさそうでしょ?

これやったらいいでって言われて、そればっかりを良いと
言われたからやってしまうことは多々ありまして・・・。

それが全然タメになってないとは言えないけど、
効率よく効果的ではないことは分かってもらえると思うねん。


「問題は決して答えと離れたところにはない」

「問題とはすなわち答えなのである。」

こんな名言を見つけましてん。

ってことは、問題そのものを理解することが
効率的で効果的である練習になるんやね。


ここでアレクサンダーさんの言葉を登場させましょうか。
やっと出てきた(笑)

この人は、問題の原因と解決策を個別に理解するようにして
それと同時に、全部の問題に共通する根本的な特徴も
見逃さなかったんやって。

アレクサンダーを学ぶ上で、出てくる言葉があります。

「ずさんな感覚認識」

ずさんって(笑)

訳をするとどうも馴染めない言葉が出てくるね。
あてにならない感覚とかそういう表現もあります。

簡単に言えば、どういうことかな?

両手を横に広げてみてください。
床と水平になるように保ってみてください。

さてさて、
両手が綺麗に床と平行になっていると思いますよね?

では、ここで鏡を見て見よう!

どうでしょうか?
床と平行になってますか?
右手だけちょっと斜めになってたりしてない?
(私は大体、右手がちょっと下向きなんですわ)

水平にできてるって感じたとしても、
自分で思ってる感覚って意外とあてにならなくないですか?

この説明だけじゃ不十分やけど、
簡単に言えば、こんな話です。(無理があるかな・・・)

このあてにならない感覚評価が
カラダの間違った使い方を起こしてしまっている。

そんなお話なんですね。

「1つの練習を通じて、基本的な原則を学ぶことの出来る人は
すべての練習をこなしたのと同じことを学んだことになる。しかし
ただ単に練習するだけの人は、永遠に練習の方法を学び続けなければ
ならないだろう」

こんなことも言ってはりました。

練習には、
原則にしたがった練習と無計画な練習があるんですな。

最初から健全な練習なんてないんでしょな。
実際にどうやるか、どのように取り組むか次第で
自分にとって本当の練習ということが決まるんでしょうね。


今回はアレクサンダーさんの言葉をまた使わせてもらいますわ。

「本質的な変化は未知のものとの触れ合いから起こる。
ゆえに過去に経験したことは役に立たないばかりか邪魔になるのである」

必ずそうではないと思うけどね。

でも、新しく気づいた感覚って体験したらすごいワクワクするねん。
こうなってるんや!そうやったんやーってことが
自分の変化に大きく関わってくるねんな。

過去に経験したことが邪魔になるっていうのは、
そもそも、間違った使い方に気づかないままだと
新しい体験もしにくいし、受け入れにくいでしょうね。

頑固な人ほど、気づかないやろうか?

そもそも間違っているなんて思わないやろうし、
自分で気づくなんてすごいと思うよ。
私は、自分で気づかない派閥ですから(笑)

だから、アレクサンダーを学び、気づかされては、
ドラムへのアプローチが変化してきてるんですよ。

どんなことに気づいて、どう変わったかを
これから徐々にお伝えしようと思ってます。

一番分かりやすい変化やけど、
シングルストロークが本当に速くなったことかな。

モーラー奏法とか流行ってきてますよねー。
私も気になって勉強しててんけど、
アレクサンダーやってたら、モーラー学ばなくても
いいんちゃうかなって思い始めますわ。

腕の構造や機能を学ぶだけでもカラダに変化は起きます。

アレクサンダーテクニークを好きになったのは、
何かを付け加えていくんじゃなくて、
必要以上にやってしまっていることをやめていくって
ことなんですわ。

モーラー勉強しようって考えたら、モーラーの動きを
付け加えていくと思ってん。
でも、付け加えていく時に、これが出てきます。

「ずさんな感覚認識」

ずさんって・・・。ほんま慣れないわ、これ。。。

体の使い方が間違ったまま、モーラー足してしまっていいのか?

猪木のモノマネしたら、どちらかと言うと春一番のモノマネに
なってしまっている。

こんなことか?笑

本質を知らないまま付け加えていくのは、ちょっと私には
違っているかなって思ったから、これを学んでます。

ただこの内容が全ての人に言えるってわけじゃないし、
アレクサンダーが全て正しいとも思わない。

ずさんって言われてもさ・・・。
それでも、一流プレイヤーはたくさんいるんやぞ!!って。

だけど、勉強していく上で、自分にとっての本当って何かなって
考えた時に、アレクサンダーの考えは役立つことが多いから学んでいます。

長くなりましたが
必要以上にやってしまっていることを、やめたら
練習しなくても、シングルストロークは
本来の能力を発揮できるから、速くなります。

速くなったというか、現在のポジションに戻ったってことかな。

正しく練習せねばではなく、
問題の原因と解決策を順序だてて考えていく。

そうやって「日々の練習」をやっていきませんか?

全国のすべらないドラマーの為に! USK

★おまけ★
自分の中で整理されて、明確になればなるほど、
文章は短くなると友人は言ってました。
精進しますので、今後ともよろしくお願いします。
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