緊張を味方につける

「緊張して声が枯れないようにしたい」歌い始めに注目!

どうも、ユースケサンタゴリラです。

今回は緊張を味方につけるセミナーに参加された声楽をされている女性とのレッスンでのお話です。

歌っていると声が枯れてしまう

相談してもらったことは、

「本番の時に声が枯れやすくなってきた。もし声が枯れてしまったらどうしようという不安が緊張になって、他にも余計な力が入りやすくなっている」

USK「では一度歌ってみてもらえますか?」

少し声を出し始めてすぐに、「あー、今日も出ないです」と歌うのをやめてしまいました。

まさに歌おうとした直前にそれは起きていた・・・

歌ってくれたのは少しでしたがそこから見えて来たことがあります。

前に出て歌おうとした瞬間に3つのことが見えました。

  1. 身体が後ろへ傾いた
  2. 肩を内側へ丸める
  3. 目は動かさず一点を見つめていた

良い悪いで見ているわけではなくて、その動きには「どんな理由があったのかな?」と興味があります。

習ってきたことを実践したり、歌いやすいからやっているのかもしれない。でも、もし気づかずやっていることなら、歌うには不利なんですよね。

歌おうとした時に何を考えていたか聞いてみると、

生徒さん「とにかく恥ずかしかったんですよ」

USK「それねー!ほんなら何で人前で歌う道を選んだんよー?笑」

生徒さん「自分の歌を聞いて欲しいからです。でも恥ずかしいです。」

その時はセミナー参加者さんは他に4名いたので、人前で歌うという本番さながらの状況です。初対面の人だらけやし恥ずかしいというのも当然ありますね。

でもそれが本番というものです!

恥ずかしいは人前に出るからじゃなくて、下手なところを見せたくない・失敗したくないなど自己評価から来ています。

コントロールできるのは自分だけ!

そもそも歌を歌いたい!
それを聞いてもらいたい!
だからステージに上がってるわけですよねー。

USK「聞いてもらった人が無反応だったらどうですか?良い悪いもなく無反応ということです。」

生徒さん「それは寂しい、何かは言ってほしいし反応もあったほうがいいですね」

ということは、「人に評価されること」も望んでいるわけですよね♪

ステージに上がるということはは評価されて当然です。しかも相手の評価はコントロールできないですよね。

どう思われるかを気にしていると、歌うことに集中できずに守りに入る歌い方になってしまいます。

コントロールできるのは、自分自身だけであって「自分がどうしたいか」です。

試してもらったプラン

さっきの内容をふまえて、何万通りもあるプランの中から今回は次のことを試してもらいました。

「自分は人前で歌いたくて歌っている」
「見られることも望んでいる」
「聞いてもらいたいから歌っている」

これを声に出して(頭の、中でも良い)自分にハッキリと宣言してから歌ってもらいました。

生徒さん「声が出しやすくなりましたし音量も増えたと思います。」

参加者のみんなもうなづいたりと誰もが分かる響きのある歌声でした。

この時に見えたのは、最初の3つの動きがずいぶん減っていたことです。

後ろに傾くことなく、肩を丸めるのもやめて、目線は聞いてくれている人を含めて見ていました。

実際にこの動きをやって声を出してみると喉に負担をかけるのがわかると思いますが、やらないでくださいね(笑)

この結果から、最初の3つの動きは恥ずかしさを消すための動きだったのかもしれませんね。

恥ずかしさへの反応で身構えてしまって、声が枯れるきっかけを作ってしまったのかもしれませんね。

「これがやりたい宣言は効果抜群」

恥ずかしいのは当然あっても良いことですよね!

ただこれから人前で歌うといった日常ではない高度なレベルのことをやってるわけです。

<恥ずかしさへの対処>+<歌うこと>は大変!!

これやと歌うことへの力の配分が減っちゃいます。

かなり練習してきたんやし、やっぱり成果を出して気持ちよく歌ってるところをみんなに聞いてもらいたいですよね。

歌うために身体の仕組みをどう使うかが役に立つ場合もあります。

でも今回のように「これから自分は何をするのかをハッキリさせる」ことで身体が動きやすくなってくるんですね。

セミナーを何度も開催して多くの人とレッスンしてきましたが、緊張の仕組みや問題はホントに人それぞれです。

レッスン内容が同じだったことが一度もありません。

「自分がどうしたいか」ってことをハッキリさせておくことは、すごくすごくすごく大事なんです!

今日も最後までありがとうございます。

ほなまた!

山口裕介 USK ユースケサンタ・ゴリラ

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