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頭の動きが与えるカラダへの影響

 

 

 

前回に引き続き、頭や首あたりのお話です。

前回記事→ドラマーなら知っておきたいカラダのこと「動きやすくなるコツ」

 

前回お伝えしたゲームから、カラダを動きやすくするためには「頭を動けるようにしよう」ということでした。

では「そもそも頭はどこに乗っかってますか?」

簡単に言えば、背骨の一番上ですよね。

頭の底が、背骨の一番上に乗っています。

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骨だけだと前に落ちちゃうので、首まわりの筋肉がうまくバランス調整して頭を支えてくれてます。

この筋肉のサポートのおかげで、6kgくらいの頭でも「重いなー」なんて感じないわけですね。

すごく頼りになる分、首まわりは脳へ血液を送る血管や神経の通り道でもあるのでデリケートな部分です。

 

ちょっとここで思い浮かべてください。

電車でスマホをしている人が多いですが、頭はどうなっていますか?

職場でパソコンしている人の頭はどうでしょう?

けっこうこの重い頭を前に出したり、下を向いて頭を落としたりしてますよね。

これは良い悪いではなくて、

問題は長い時間、続けると首の筋肉は重い頭が前に落ちないようにめっちゃ頑張るし大変なんです!!

僕も海外ドラマ見てる時は、電車降りる時に首痛ってなることもm(_ _)m夢中になっちゃいますしね。

 

さてここであなたがドラムを叩いている時はどうか考えてみましょう。

  • 頭を前に突き出している?
  • 下を向きながら叩いてない?
  • 頭が動けなくなってない?

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いつもしているわけではないと思います。

何か理由があったり、条件が変わった時に起きることが多いです。

 

どんな理由で前に出したり固めたりするんでしょう?考えてみると、

  • 速いフレーズが出てくるなと思った時?
  • いつも間違える箇所の直前
  • 譜面を見ているから
  • 間違えないようにしようと思うあまり、叩いてるところに釘付けになっている etc

などなど、色んな理由がありますよね。

 

それを考えた結果、僕たち人間は言葉によってカラダが反応し影響します。

頭を前に出し続けたり、無理に下を見続けたりすることで重い頭を支えるために首がすごく頑張ってしまいます。

首が頑張ると、動けなくなる・固まるなどが起こり、腕や脚も動きにくくなります。

前回のゲームのように頭の固定が始まるんですね。

頭の動きがカラダへ影響するのは思った以上にあるんですねー。

 

前回から考えてるのは、
「頭を動けるようにするとカラダも動きやすくなること」に着目してます。

 

そこでまずは、
ドラムを叩く時に頭の動きを止めてしまう瞬間を観察してください。

見つかればラッキー!

本当にその動きが、これからやる演奏に必要なのかなーって考えてみてください。
そこがハッキリするかこそ、
次に必要なことはどんなことか?を考えやすく見つけやすいものになります。

 

新しいプランを立てるために、カラダの仕組みを知り、自分の思考パターンを知ることで、より信頼できる方法が見つかります。

レッスンでは、ドラムを楽しみながら思ったように叩くために、自分では気づかなかった新しいプランや選択肢を増やすサポートをしています。

また頭・首・背骨の話に関連する筋肉や関節などカラダの構造についてもお届けします。

BODYCHANCE
アレクサンダーテクニーク教師
山口裕介 USK

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